2025/04/23 12:00


妊娠中は、ホルモンバランスの変化で「つわり」「むくみ」など症状や、精神的に不安定になったり、体のいろいろな部分にトラブルが出やすくなります。


そんな妊娠中に、香りで心と体をケアするマタニティアロマを試してみませんか?


今回は妊娠中のアロマとの付き合い方をまとめました。



○妊娠中でも使えるアロマ


• 真正ラベンダー(不眠対策、ストレス軽減)

• オレンジスイート(気分を明るく、ストレス解消)

• レモン(つわりの気持ち悪さを軽減)

• フランキンセンス(呼吸を整え、不安を考える)

• ティートリー(免疫サポート、風邪予防)


 ただし、安定期に入る妊娠5カ月ごろまでは、心身への作用が穏やかな芳香浴のみにしておくのがおすすめです。


芳香浴とは香りを嗅ぐ方法で、アロマポットのキャンドルやライトの熱で香りを漂わせたり、ディフューザーで香りを拡散させる方法があります。


体調に合わせて、その時に心地よいと感じる香りの精油を選ぶようにし、長時間の芳香は避けましょう。


また購入する際は、天然精油を100%使用したものを選ぶようにし、人工香料や溶剤などが混ぜられたアロマオイルと間違えないようにしましょう。



⭐︎簡単な使い方 


①ディフューザーで香らせる

リビングや寝室で芳香浴。


②アロマスプレー

 水 45ml + 無水エタノール 5ml +精油1〜5滴

枕や部屋にシュッとスプレーすると安眠サポート


③ハンカチやティッシュに垂らす

つわり対策として、気持ち悪くなったら香りを嗅ぐなど


④アロマバス(足湯)

洗面器などに適温の湯をはり、重曹やバスソルト等に精油を加えて馴染ませたものをお湯に加え、よく混ぜてからつかります。

足湯でリラックス&むくみ対策に


全身浴での使用は、特に注意が必要です。

体調にもよりますが妊娠後期以降にし、無理をしないことが鉄則です。

また使用する精油は少なめにしましょう。

(バスタブのお湯に精油1〜3滴程度から)


⑤トリートメント

ホホバオイルなどのキャリアオイルで精油を希釈し塗布する方法。

足に優しく塗布することで冷えやむくみなどにおすすめです。

トリートメントは妊娠6ヶ月以降からにしましょう。

妊婦さん対応の専門施設で施術を受けるほうが安心です。

いずれにしても、体調に注意しながら、心地よいと感じる範囲で行うようにましょう。



○妊娠中に避けたほうがよいアロマ 


妊娠中は子宮を刺激する作用やホルモンに影響を与える精油は避けることが望ましいです。


✘クラリセージ(ホルモンバランスに影響)

✘ ジャスミン(子宮収縮作用)

✘シナモン・クローブ(刺激が強い)

✘セージ(ホルモンに影響、子宮収縮作用)

✘フェンネル(ホルモンに影響)
✘タイム(子宮収縮作用)

✘ペパーミント(血圧上昇のリスク)

✘ ローズマリー(血圧上昇のリスク)

などなど


避けるといっても少し香りを嗅ぐ程度なら大丈夫。


「積極的に取り入れるのは避けるようにする」という意味ですので、神経質になる必要はないですよ。


妊娠中は体の状態がつぎつぎと変化していくため、時期ごとに注意しましょう。


ポイント

妊娠初期はアロマの使用は特に慎重に!芳香浴のみ!

妊娠中期~後期は体調にあわせて安全な精油を選んで適量を使う!

妊娠中のアロマは安全第一!


ポイントを押さえて妊娠中も安全にアロマを楽しみましょう♪