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2024/08/21 11:00


顔の目立つところにできて気になる「ニキビ」


ニキビがあると気分的にもストレスになりますよね。


今回はそんなニキビについて、アロマでできるケア方法をご紹介します!



○ニキビとは?


ニキビとは、主におでこや頬、口の周り、下あごなどにできる発疹をさします。


一般に、思春期にできるものが「ニキビ」、大人になってからできるものが「吹き出物」といわれることがありますが、実は両者の区別はなく、どちらも「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という皮膚の病気の通称です。


思春期にできる「ニキビ」と、大人になってからできる「吹き出物」は、それぞれ原因が異なります。


・思春期のニキビの原因

成長期における皮脂の過剰な分泌。

皮脂が分泌されやすいTゾーンにできやすい。


・大人のニキビ(吹き出物)の原因

ストレス、ホルモンバランスの乱れ、不規則な生活、喫煙、飲酒、寝不足など。

頬や口周り、アゴなど、乾燥しやすい部分にできやすい。


ニキビは症状の段階によって「白ニキビ」「黒ニキビ」「赤ニキビ」の3種類に分けられます。


白ニキビ

ニキビの最初の段階。皮脂が過剰に分泌されたり、毛穴の角質が厚くなって毛穴の出口を塞ぐことで皮脂が詰まった状態。


黒ニキビ

白ニキビが少し進行した状態。

皮脂が盛り上がってニキビ患部の毛穴が開き、そこが空気にさらされ、酸化して黒っぽく変色したもの。


赤ニキビ

黒ニキビがさらに進行したもの。
毛穴に詰まった皮脂に「アクネ菌」などの菌が繁殖し、炎症を起こして赤く腫れあがった状態。

黄ニキビ

赤ニキビがさらに悪化し、炎症が激しくなった状態。

膿が溜まり黄色く見える。




○ニキビのケア


ニキビの原因は人それぞれ。


思い当たるものは少しずつ改善していきましょう!


・洗顔


洗顔はこすらずやさしく洗いましょう。


皮脂が気になるからといって洗浄力が強すぎる洗顔料を使うと、ニキビケアとしては逆効果に。


刺激の少ない洗顔料を選ぶようにしましょう。


髪の生え際やフェイスラインに洗顔料が残らないように気をつけましょう。


メイクによる毛穴のつまりは、ニキビ悪化の原因になります。

帰宅したらすぐにメイクを落としましょう。


洗顔後は清潔なタオルを使用し、擦らずやさしく水分をとりましょう。


・保湿


洗顔後はすぐに保湿をしましょう。


化粧水を顔にやさしく手のひらで押さえるようにして肌になじませ、乳液や美容液などもやさしく重ね付けしましょう。


・紫外線


肌の乾燥やニキビ痕の色素沈着の原因となるため、紫外線対策はとても大切です。


日焼け止めを利用する場合は肌にやさしいものを選ぶようにしましょう。


日傘などを利用するのも良いでしょう。


・食事


偏った食生活はニキビを悪化させます。


特に脂質の摂り過ぎは、皮脂の過剰分泌につながります。


脂質を多く含むジャンクフード、肉類中心の食生活などは気をつけましょう。


また人によっては、特定の食品を摂りすぎるとニキビができやすくなることがあります。


「これを食べたらニキビが悪くなる気がする」と気づいたものがあれば、控えてみましょう。


健康な肌に欠かせないビタミン類を多く含む野菜類などは積極的にとりましょう。


間食は控えめに、1日3食の規則正しい食生活を心がけることが大切です。


ニキビは、便秘によって悪化することもあるので、腸をきれいにしてくれる食物繊維を含む食事を心がけましょう。


・睡眠


睡眠不足や不規則な睡眠はホルモンバランスの変化から皮脂の分泌が促され、ニキビの悪化につながります。


しっかり睡眠時間を確保できるようにしましょう。


・ストレス


ストレスがかかると皮脂の分泌量のコントロールができなくなり皮脂の分泌量が過剰になります。


また、ストレスから、無意識にニキビをさわってしまうこともあります。


ニキビをつぶすと周囲の皮膚を傷つけてしまい、ニキビ痕が残りやすくなるため気をつけましょう。



○アロマでできるニキビケア


アロマの精油には、にきびの炎症を抑えるたり、にきびの原因菌を抑えたりする働きがあるものもあり、ニキビの予防やできてしまった肌ケアにおすすめです。


また香りでリラックスすることでストレスもケアできて一石二鳥!?


・ティートリー

抗菌作用や抗炎症作用に優れます。

ティートリー精油を5%に希釈したジェルを使用することでニキビが改善したという研究結果も!

※ただし精油の希釈濃度は顔に使用する際は0.5% 以下など低濃度からの試すことをおすすめしています。

体質や体調などに応じて、慎重に希釈濃度を調整するようにし、パッチテストは必ず行いましょう。


・ラベンダー

抗菌作用や抗炎症作用、またリラックス効果も高い万能精油。

ストレスが原因のニキビやニキビ痕の気になる方におすすめです。


・ペパーミント

スーとした清涼感のある香りで、抗菌作用や抗炎症作用

かゆみやほてりなどを和らげる働きもあります。


・ゼラニウム

ホルモンバランス調整作用、皮脂バランス調整があり、生理前後などにニキビができやすい方にもおすすめです。


・レモングラス

皮脂分泌を調整するので、脂性肌に向いています。毛穴を引き締めてくれます。

毛穴が気になる方にもおすすめ。

刺激が強いので、皮膚へ使用する場合は濃度に注意が必要です。


ティートリー、ラベンダー、レモングラスがブレンドされたくるみ薬局オリジナルブレンド『 潔~ISAGI~ 』もおすすめです!!



○おすすめの使い方


ニキビにおすすめのアロマを好きな香りになるようにブレンドして、自分専用のオリジナルのスキンケアに♪


・アロマ化粧水


材料(50ml)

・精製水 40ml

・グリセリン 5ml

・無水エタノール 5ml

・精油 1〜5滴


無水エタノールに精油をしっかり溶かし、グリセリン、精製水を加えてよく混ぜます。

衛生上、冷蔵庫で保管し2週間以内に使い切るようにしましょう。


・アロマケアオイル


ニキビケアにおすすめのホホバオイル30mlに精油3〜6滴(0.5〜1%)を目安に加えます。

化粧水をつけた後の保湿などに。

精油を混ぜたオイルは蓋をして高温や直射日光を避けて保管し、1ヶ月以内に使い切りましょう。


※注意※

お顔に使用する場合には0.5%までがおすすめです。

光毒性のあるベルガモット、レモン、グレープフルーツなどは避けましょう。




セルフケアを十分行ってもニキビが良くならない場合には、皮膚科など専門医を受診しましょう。


保険が適応される治療やお薬もあるので、我慢せず頼ってみるのもひとつですよ。


ニキビなどの皮膚トラブルは、健康状態と密接に関係しています。


ニキビくらいと放置せず、自分の体に目を向けてしっかりケアしてあげましょう♪