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2023/04/19 11:00


夕方になると足がむくんでパンパンに張り、靴がきつくなる…。


むくみはダイエットの敵にもなります。


むくみは放置せず、その日のうちにセルフケアで解消する習慣をつけましょう。


何らかの異常が生じたときにも早く気づくことができ、健康の維持に役立つはずです。



○むくみのメカニズム


むくみとは、血流が滞ることで、余分な水分が血管やリンパ管からしみ出して、細胞の周りにたまっている状態のこと。


心臓からいちばん遠い足は、血液の流れが悪くなりやすいうえ、重力で水分がたまりやすいことから、最もむくみやすい部位と言えます。


下半身の静脈の血液は足の筋肉によるポンプ作用によって、重力に逆らって上へ流れ心臓に戻っていきます。


座りっぱなしや立ちっぱなしで、筋肉を動かさなかったり、筋肉量が少なかったり、加齢などによって筋力が低下したりすると、この脚のポンプ機能がうまく働かず、血流が滞り水が溜まります。


これが足にむくみが生じる主なメカニズムです。



○むくみのケア


むくみを改善するために重要なことは、


・下半身の筋肉をつけること

・余分な水分の代謝を促すこと

・血流を良くすること   …などです



日々の筋力トレーニングはもちろん大事ですが、タンパク質をしっかり摂ることも重要です。


また、塩分やアルコール、カフェインの摂り過ぎに注意し、水分をこまめに補給、トイレは我慢せず、意識的に行くようにし老廃物を溜め込まないようにしたいですね。


冷えは血流を悪くするため、体を冷やさないように注意しましょう。


暑い時期でも冷房による冷えに注意!


特に足首まわりの冷えはふくらはぎなどの筋肉を硬くし、下半身をむくみやすくします。


また女性の場合は、むくみだけではなく生理不順など婦人科系の不調につながる下腹部を冷やさないことも大切です。


冷たいドリンクやアイスの摂り過ぎも注意ですよ!


ふくらはぎを動かすことで、カラダ全体の血流がアップします。


その場で足踏みや、つま先立ちでかかとの上げ下げ、アキレス腱伸ばしなど、立ったままその場でできる運動を取り入れてみましょう。


デスクワーク中など、なかなか動けないときは血流が下がるのを防ぐために、足置き台などに足を乗せておいたり、就寝前に仰向けに寝そべった状態で足を上げておくだけでも楽になります。


お風呂で温まるのは血流改善にとても効果的。


シャワー派の人は、足首やふくらはぎにもしっかりお湯を当てて温めることを意識しましょう。


足湯をするのもおすすめです。


お風呂や足湯時に、むくみに効果的な精油を入れるのもオススメです。


精油はそのままお湯に入れるのではなく、バスソルトや重曹に加えてから入れるとお湯に混ざりやすいです。


お好みの香りをブレンドすれば、1日の疲れもむくみもやわらげるリラックスバスタイムになりますよ♪


ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなどに、むくみに効果的な精油を加えてマッサージオイルを作り、足のアロママッサージをするのも気持ちいいですよ。


精油は多すぎると刺激になるので、濃度は1%までに。



⭐︎アロマトリートメントオイルの作り方はこちら⭐︎


マッサージオイルを足になじませて、足先から足の付け根に向かってほぐしていきます。

肌の表面に手のひらを当てたまま、付け根方向にやさしく撫でていきます。


膝の裏や足の付け根はリンパ節がある場所なので、やさしくもみほぐしながら、リンパを流すようにしていきます。


お風呂上りにボディオイルとして、トリートメントしながらアロママッサージをするのも良いですね。


1日の足の疲れをほぐしていきましょう。



○むくみにおすすめのアロマ


・ジュニパーベリー

余分な水分や老廃物を排出し、水分バランスを整えてくれます。

むくみに効果があると言われる代表的な精油です。


サイプレス

森林浴をしているような香り。

利尿作用や収れん作用に優れ、余分な水分の排出に効果的です。


ゼラニウム

生理時など、ホルモン・自律神経のバランスの乱れが原因のむくみにおすすめ。

サイプレスやジュニパーベリー、グレープフルーツなどとブレンドしてマッサージや入浴に用いるのがおすすめです。


ローズマリー

 血行を良くしてくれるため、冷えからなどくるむくみにおすすめ。


グレープフルーツ 

血液やリンパの流れを促し、水分や老廃物を排出してくれます。

さわやかですっきりとした柑橘系の香りは親しみやすく、初心者の方にもぴったり。

⭐︎注意⭐︎

グレープフルーツ精油は肌に使用した直後に日光を浴びると、シミの原因になることがあるため、使用後5〜6時間は日光(紫外線)を避けましょう。夜のお風呂タイムの使用であればOK♪



これらの精油を自分の好きな香りになるようブレンドして使うのもおすすめです。


しかしむくみの背景には、心臓や腎臓、肝臓などの何らかの障害が隠れている可能性もあるので注意が必要です。


むくみがあまりにも続いていたり、ひどい場合、またむくみだけでなく呼吸が苦しい、息切れ、動悸、胸痛、尿の出が悪い、疲れやすいなどの症状があるなど、明らかな異常を感じる場合には、医療機関を受診し、適切な治療を受ける必要があります。




むくみは体からのSOSです。


放置せず、自分の体に目を向けて、ケアしてあげましょう!